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予算2800万円台でつくる理想の家~高目家の二世帯住宅編

予算2800万円で建てた家の仕様と家づくりに関するエピソードをご紹介します。

第1弾は夫方の母親と子供たちと5人で暮らすことにした高目家が建てた二世帯住宅です。

とっておきの二世帯住宅!高目家のマイホーム

高目家はご夫妻、子ども2人、夫の母親の5人暮らし。

最初は家族4人で住む家を計画していたのですが、隣町で一人暮らしをしていた夫の母がギックリ腰になってしまったことから、二世帯住宅を建てて同居することにしたのだそうです。

嫁姑関係は良好とはいえ、同居となれば話は別。皆が楽しく暮らせるように家族会議を重ね、家族がほど良い距離感でつながることができる二世帯住宅を目指しました。

高目家の外観イメージ

親子3世代が心地よい距離でつながる二世帯の家

二世帯住宅は部屋数が増えるので大きく不格好になりがちです。が、高目家の家は外からでは二世帯住宅とわからないくらいすっきりとしています。

シンプルなスクエア型の建物は、外壁を2色にすることでモダンな印象に。光や風を通しながらも、外から部屋の様子がわからないようになっており、機能性とデザイン性を両立させました。

家族が集まるリビングは、5人がそろっても窮屈にならないようダイニングと一体化しました。

母親の居住スペースである1階の和室は、あえてリビングに隣接させずに独立させることで、プライバシーに配慮しました。

高目家の二世帯住宅の間取りイメージ

二世帯住宅の間取り図とともに、ご夫妻やお母さまがこだわったポイントをご紹介します。

リビング

家族5人が快適に過ごせるよう、キッチンやダイニングと隣接した広々としたリビングをつくりました。それぞれの個室を持てて大喜びだった娘も息子も「リビングの方が居心地が良い」と気に入っているのだとか。3人掛けの心地よいソファーなど、家具にもこだわった癒やしの空間に大満足の様子でした。

共働きで家を空けることが多いご夫妻ですが、「帰宅すると、母と子どもたちがリビングで楽しそうにお喋りしていることも多いんですよ。母もどんどん若返っているように感じます。同居を決めて本当に良かった」とにっこり。二世帯住宅での同居が、3世代それぞれに良い影響を与えているようです。

和室

祖母の居住スペースとして1階に設置しました。広さは一人分なので子世帯のリビングの半分ほど。そこにテレビや小さめの冷蔵庫なども設置し、快適に過ごせるようにしました。

洗面所

洗面所は1階に設置。朝の忙しい時間帯に余裕ができるように広めに面積をとり、メイクルームも兼ねたおしゃれなデザインに仕上げました。隣りにはバスルームと洗濯機置場を設置してます。

寝室

2階に子世帯夫婦の寝室を設けました。天井にも自然素材を使用し、大きめのウォークインクローゼットも併設。家具はシンプルにモダンなデザインに統一しました。壁を天井まで設けず少し空けることで、部屋として広がりを持たせています。

子ども部屋

思春期を迎えた子どもが2人いるので、完全に個室である全く同じ大きさの子ども部屋を2つつくりました。勉強するスペースには日あたりが良くなるよう工夫しました。子ども部屋にはリビングを通る動線上に設置しました。

高目家の家づくりストーリー

高目家の目指した家は1人1人のプライバシーにも配慮された二世帯住宅です。高目家が家づくりを決断した理由や、つくる過程のエピソードをご紹介します。

同じ部屋はイヤ!姉弟の部屋問題がきっかけ

結婚当初から、「いつかはマイホームを建てたいね」と話しつつ、賃貸マンションで暮らしてきたという高目家。娘や息子が生まれ、仕事に家事に子育てにと奮闘しているうちに、十数年の年月が経っていたのだそうです。

ところが、中学生になった長女が小学生の弟との同部屋を嫌がるようになりました。部屋数が少ないため、引っ越しを検討していたのですが、「この際だから思い切って家づくりをしよう」という話になり、念願の家づくりをすることになりました。

高齢の母とも同居することに

そんな時、隣町に住んでいた旦那様のお母様がぎっくり腰を発症!もともと嫁姑関係が良好だったこともあり、奥様から同居を提案したのだそうです。旦那様のご実家が通勤や通学に支障のない距離だったこともあり、ご実家を建て替える形で二世帯住宅を建てることになりました。

3年前に素敵なお家を建てたご近所さんに住宅会社を紹介してもらい、いよいよ高目家の家づくりがスタートしました。

二世帯住宅は距離感が大切

二世帯住宅を建てるにあたり、ご夫妻が大切にしたのは「家族全員が無理なく、楽しく暮らせる」ということでした。

嫁姑関係は以前から良好でしたが、同居となれば話は別です。子どもたちも個室を持つことでほかの家族と疎遠になってしまうのは避けたいと考えていました。

家族がほど良い距離感を保って暮らせるのであれば、同居にはメリットも多いもの。5人は何度も家族会議で話し合い、納得した上で二世帯住宅を建てました。

プロの方のアドバイスで色々なパターンを提示してもらいました。特に心配だったのは祖母は腰が悪いこと。今後の生活も考えて、1階に最低限なものや重要な設備を設置する希望を出しましたが、それも叶い、素敵な家が完成しました。

高目家のローン返済プラン

高目家の場合(年収や自己資金設定)の住宅ローン返済シミュレーションをご紹介しましょう。

高目家の旦那様は43歳。会社員であるため、定年退職後もローンを払い続けるのは避けたいと考え、短期間で返済することを考えました。

りそな銀行の金利変動型を利用し、金利0.520%(2018年2月現在)、ボーナス払い0、自己資金1100万円、借入希望額1700万円、返済期間20年の場合で計算したところ、毎月の返済額は7.5万円総返済額は1790万2880円という結果になりました。

※頭金や年齢、選んだ住宅ローンによって返済計画は変わります。

家づくりを始めた当時の高目家

家づくりを始めた当時、高目家はどのようなご家庭だったのでしょうか。家族構成や世帯年収、貯蓄額、マイホームの自己資金(頭金)の額などの詳細をご紹介します。

家族構成 5人 ご夫妻と長女、長男の4人は賃貸マンションに、夫の母親は一軒家に1人で住んでいましたが、家を建てるタイミングで同居することになりました。
世帯年収 1100万円 夫婦ともに正社員の高目家。子どもたちの教育費のことを考えると油断はできませんが、世帯年収が高いため、住宅ローンを短期間で返す計画を練っています。
貯蓄額 1000万円 子どもの教育費や病気やケガなどのもしものために貯蓄はかなり頑張っているとのこと。共働きなのでかなり安定して貯蓄を続けています。
車の有無 2台 仕事の出勤などに夫婦それぞれが車を使用。ローンは完済しています。一戸建てに住んだことで毎月の駐車場代がかなり浮くことになりました。
家の自己資金 1100万円 同居に同意した祖母から600万円も支援してもらえることに。そのため、祖母の部屋にミニキッチンが置けたりと設備を充実させることができました。
家の予算 2800万円 祖母の住んでいた土地に建てたことで土地代は無料に。二世帯住宅ということで少し大きめで、トイレの複数設置や洗面所なども使いやすい仕様にしました。
住宅ローンの返済期間 20年 旦那様の年齢が43歳であることや、共働きで世帯年収が高いことから、スタートの金利が低い「変動金利」の住宅ローンを選び、短期間で一気に返済する計画を立てています。

高目家が譲れなかったマイホームへの希望

予算内で満足度の高い家を建てるためには、「何にお金をかけるか」の優先順位を決めることが大切です。

高目家が優先させたことを3つ挙げました。

二世帯住宅にする

子世帯と親が同居する形の二世帯住宅ですが、バスルームやキッチン、玄関は共通にすることにしました。その代わり、母が居住する専用の和室をリビングから離れたところに設け、プライバシーに配慮しました。

パソコン作業スペースをつくる

男性に非常に人気の書斎。こちらの中間家でも旦那様の希望でした。しかし、残念ながら2800万円という予算の中では難しく却下されてしまいました。そこでリビングの隅にパソコンスペースを設置し、作業ができるようにしました。

子ども部屋を2つつくる

「自分1人だけの部屋がほしい」というのが、年頃になった子どもたちの希望でした。ご夫妻も、姉弟それぞれのプライバシーを守る個室が必要であると判断。それぞれ平等になるように、形や大きさが同じ部屋を2つつくりました。

家づくりの成功例を集めました
住宅街のイメージ画像

予算2000万円台で建てられる個性豊かな家の実例を集めました。生活を豊かにするための工夫が満載です。ぜひ、家づくりの参考になさってください。

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